NIPPON文学シリーズ

 

 

 

Story

 

作品概要

 

『山山』
荒れた家を解体する妻、アメリカに行きたい娘、疲弊し帰ってくる放蕩息子、家族のいる世界を愛そうとする夫、山山で最期を迎えるブッシュ、自ら土に埋まる作業員、監視する社員、そこにあるものをたしかめにきたカップル……汚れた山山で労働に従事し、生活する者たちの愛と抵抗の声声!!

『忘れる日本人』
椅子のない部屋,出口の封鎖された公園,坂の真ん中の我が家。外へ逃れることが決してできない三つの場所,三つの時間。いつものポピュリズム,こんにちは全体主義,世界同時多発(する)愚劣,ああイデオロギー……。マジックミラーにぐるりを囲われた糞ったれな今このとき,わたしとあなたのあいだに〈愛〉は可能なのか。
黙らない。手離さない。希望なんて言葉では追いつかない。
期待と忘却の織りなすリズムにのれ!



 

作者について

 

松原俊太郎|Shuntaro Matsubara

作家。1988年、熊本生まれ。神戸大学経済学部卒。処女戯曲『みちゆき』が第15回AAF戯曲賞(愛知県芸術劇場主催)大賞を受賞。2017年、戯曲『忘れる日本人』がKAAT神奈川芸術劇場と地点の共同制作作品として上演される。同年、京都芸術センター主催「演劇計画Ⅱ」の委嘱劇作家として戯曲『カオラマ』第一稿を発表。早川書房「悲劇喜劇」2018年1月号に小説『またのために』を寄稿。同年2月、戯曲『正面に気をつけろ』を地点に書き下ろし。

 

photo: Hisaki Matsumoto

 

 

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